黒子 BL 

□おは朝で蟹座が最下位だったら
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 《今日のあなたはおとなしくしましょう。暴力なんて絶対にNGです。ラッキーアイテムはスリッパです》



 「真ちゃーん!!」

 「高尾か」

 「真ちゃんが愛してやまない高尾くんでっす♪」



 バシッ



 「いってぇ!!何すんだよ!!今日は暴力なんてNGなんだろ!!」

 「しまった。条件反射でつい叩いてしまったのだよ。」

 「どんな条件反射だよ!!俺、何かしたか!?」






 《今日のあなたは親切になりましょう。いつもお世話になってる人によりするといいかも。ラッキーアイテムはパイナップルです。》



 「お!!緑間いいもん持ってんじゃねーか。宮地、もらったら?好きだったろ」

 「そうだな。ま、もらっても緑間に投げっけど」

 「ハハハ!言えてるな。」

 「よし、緑間。パイナップルをよこせ」

 「どうぞ」

 「「は?」」

 「宮地さんがパイナップルを好きな事は知っていましたので2個用意していたのだよ。良かったらどうぞ。」


 「・・お、おぅ。サンキューな」





 《今日のあなたは一日パートナーを大切にしましょう。ラッキーアイテムは地球儀です。》



 「今日のラッキーアイテムなんか普通だな」

 「小さいサイズしか用意できなかったのだよ。」

 「大きさの話じゃねーよ!!」

 「そんなことより高尾。喉が乾かないか?」

 「喉?・・あーあのさぁ真ちゃん?そんな遠回しに言わなくても買ってくるっつーの!おしるこだっけ?」

 「違う。俺が買ってくるのだよ」

 「え?」

 「俺がお前の分も買ってきてやると言っているのだよ!何がほしいかさっさと言え」

 「お、おぅ。じゃあ、ミネラルウォーターで・・」

 「分かった。行ってくる」

 「・・まじかよ。あの真ちゃんが・・おは朝か!!あー!今日のおは朝なんだったんだよ!!」




end



 また、何か思いついたら書くかも?

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