黒子 BL
□一緒にいたから
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「青峰っち!もう一回!!」
「あ?もう今日は終わりだ。俺は疲れてんだよ」
「そんなこと言わずに!!・・ね?」
「ね?じゃねーよ。俺は帰りてぇんだよ。それに、何回やっても結果はかわんねぇだろ。」
「そりゃ、今は無理かも知んないッスけど・・いつかはぬかすッスよ」
「おもしれぇーじゃん。ま、精々頑張るだな。」
「はい!!って、何帰ろうとしてんスか!!」
「んだよ、しつけーな。」
「俺は青峰っちとまだやりたいんスよ!!」
「明日でもいいだろ?」
「あ!明日ももちろんやってほしいッスけど」
「はぁ?なら、今日はいいだろ。」
「・・嫌ッス。」
「黄瀬。お前、もしかして家に帰りたくないとかか?」
「・・まぁ、そんなとこッス」
「お前、この歳で親とケンカか?それはダセぇ」
「ち、違うッスよ!てか、何で分かんないッスか!!」
「何がだよ」
「俺は・・青峰っちと2人だけでいる時間をもうちょっと満喫したいだけで・・・あー!!何、言ってるんスか!自分!」
「知らねぇよ!てめぇが勝手にきれてるだけだろ!」
「うっ」
「何?黄瀬、お前・・俺の事好きなわけ?」
「・・好きッスよ。憧れてもいるッスけど。」
「んだ、それ。まぁ、気持ちだけ受け取っとくわ」
「・・・青峰っち。俺、青峰っちに振られたッスよね?」
「振られたな」
「そんなはっきり言わなくても・・」
「それが、どーしたんだよ」
「振られたッスけど。好きでいていいッスか?」
「なっ」
「答えてほしいッス」
「まぁ、いいんじゃねーの?」
「青峰っち・・!!俺、頑張るッスよ!!」
「へいへい。こっちの面でも頑張れよー」
end