小説
□男子高校生の性交♂鈴倉順也
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「……ちゃん……………にぃちゃん………」
どこからか弟の声がする。
………ったく 人が気持ち良く寝てんのを起こそうとすんなよ……………。
「おい!起きろって!! 今日は転校初日だろ!?早く起きないと…!」
そんなにゆするなって……。
………ん?転校初日……?
「っああああああああ!!!!!!!!!!??????」
「うわっ!? びっくりしたぁ!」
「そうだよ今日は転校初日だよ!?
今何時………ってヤバいじゃん!!!!
朝飯はいいや!!」
完全に覚醒した俺は急いで着替え、玄関に向かって走りだした。
「行ってきまーーーーす!!」
*
良かった………何とか間に合った………!!
俺が息を切らしながらも安堵していると、先生らしき人が近づいてきた。
「おーおー、大丈夫かぁ? 転校初日から遅刻しそうになったか」
「は…はい……でもまだ遅刻じゃないですよねぇ……?」
「まぁ…ギリギリだけどな!
とりあえず教室まで行くぞ~」
どうやらこの人が担任の先生らしい。
俺は先生の後について、教室まで行った。
「えー、皆知ってると思うけど、今日は転校生が来てまーす。 なかなかのイケメン君だから女子は期待しとけー(笑)」
うっわ先生何言ってんの!? まぁ確かにそれなりにモテてると思うけどね!?
何ハードル上げてくれちゃってんの!?
教室の中から聞こえてくる先生の言葉に俺は廊下で静かに抗議していた。
「じゃあ、どうぞー」
先生の合図(?)でドアを開け教室に入ったとたん教室が女子の黄色い歓声で包まれた。
……いや、女子にキャーキャー言われても……嬉しくも何ともないです。“女子に”ね…?
「鈴倉 順也 (すずくら じゅんや)です。よろしく…「すいまっせ~~ん 遅刻しちゃいましたぁ~!」
…は? 何…この人…?
いきなりドアを開けて一人の男子生徒が教室へ入ってきた。
「お前は…また遅刻かぁ?」
「いやー、昨夜は俺のハニーとお楽しみで♪ てへペロ☆」
「うん、分かった、分かったからとりあえず席に着こうか?」
お…お楽しみ…?
男子生徒と先生の会話を聞いていて呆然とする俺。
「あーーっ!?」
俺の存在に今気付いたかのように俺のことを指差して、男子生徒は俺の方へ近づいてきた。
「君、転校生!?かっこいーね!あ、俺、真柴 千歳(ましば ちとせ)ってゆーの!よろしくねっ♪」
うわ…この人俺のことかっこいいとか言ってるけど絶対この人の方がかっこいいじゃん!髪はふわふわで栗色、人なっつこそうな笑顔……!
「ん?」
「ぁああ、はい!よろしく…!」
ヤバい…見とれちゃったよ…。
*
それからは普通に授業を受けて過ごした。
俺の転校初日は、このまま平穏に終わる…………はずだった。
この時の俺は、あんな事が起こるなんて、思いもしなかった。
*
「……ここ何処だ………?」
俺は昼休みに購買にパンを買いに行ったのだが、案の定と言うか、何と言うか………迷った。
いや、この学校無駄に広いんだよ!うん!迷っても仕方ないっつーか…。
あー、もう面倒くせぇしこのままサボろっかなぁ…
お、ちょうどいい所に空き教室あるじゃん!
ここで一眠りして……って、ん?
何か中から声が聞こえる……?
俺はおそるおそる空き教室の中を覗いてみた。
「……あっ…ん……んんっ……あ、ぁぁあっ……っ」
!!??!!??
「ゃあ…っ、はぁ……ん…」
そこには。艶かしく喘ぐ男子生徒がいた。
紫がかった髪の色の男子生徒に押し倒されて、尻の最奥をまさぐられ、喘いでいたのだ。
ヤバい…っなにこのエロさ……
俺はその艶かしさに釘付けになり、持っていたパンを落としてしまった。
「あっ!」
「…ん?」
運悪く、押し倒している男子生徒と目が合った。
……ゃやゃやばい………!!!覗き見とか絶対怒られんだろ!!
俺はその場で狼狽えることしかできず、男子生徒から怒られる事を覚悟していたのだが……
「どうしたの?そんなとこに立ってないで入ってくれば?」
「…えっ?」
何これ 怒られるどころか誘われてる?え?これは入っていいのか?いいんだよな?いやでも「何だよ?誰だ?入るなら早く入れよ」
俺が悶々としていると、今度は喘いでいた男子生徒が声をかけてきた。
「ハぃっ!?失礼しますっ!?」
突然声をかけられ動揺し、俺は勢いよくドアを開け、教室に入った。そして声は裏がえった。
目に飛び込んできたのは5人の男子生徒(ヤってる2人も含めて)
その中には…
「あぁーーーっ!?転校生君じゃん!!」
「!!!えっと、お楽しみの人!?」
朝にいきなり教室に入ってきて、俺のことかっこいいとか言った男子生徒がいた。 えっと…名前は……真柴……
だっけ…?
「お楽しみの人ぉ〜?真柴ですー!」
あ、良かった、合ってた。
「おい、転校生だかなんだか知らねぇけど、早くヤれ。放置プレイもいいとこだ。」
痺れをきらしたように、喘いでいた
男子生徒が言った。
「え?ヤるって……?俺が?ですか?」
「そうだよ、せっかくだから俺を楽しませてみろよ」
「っでも俺…」
「まぁまぁ、せっかくだし、ね?火賀(ひが)の中、結構気持ちいいよ?」
話に割り込んできたのは火賀?さんを押し倒していた男子生徒だ。
「いやっ、そうゆう問題じゃなくてですね…」
「ほら、早く入れろよ…っ…も、限界…
…っ」
そう言うと火賀さんは自分で脚を開き、後孔を俺に見せつけた。
「……すご…ひくひくしてる…」
「ふふっ、いやらしいよねぇ。」
「うっせ…は…やく…ここに…っ…」
入れたい。
俺は、俺のモノを取り出した。……が。
「えと…こっからどうすれば……?」
「「「「「え?」」」」」
そこにいた俺以外の全員が頭に?マークを浮かべていた。
「もしかして……君、童貞…なの?」
「は、はい///」
「え、マジで!?転校生君D T っ!?」
真柴が信じられないと言うような目でこっちをみていた。
うるさいっ!!!!これには深い(?)訳があるんだよ!!
「はははっ、いいねぇ!お前の童貞食ってやるよ!」
火賀さんは、笑いながら言った。
俺も、あなたに食って欲しいですっ!!
「おっ、お願いします!!」
「じゃ、対面座位のほうがいいか…お前、とりあえず胡座かけ。」
「は…はい」
俺が胡座をかいている上に、火賀さんが跨がってきた。
「…入れるぞ…っ」
俺のちんこが、火賀さんの後孔に当たった、次の瞬間ー
「ッはああああンっ!!」
俺のちんこは、熱い粘膜に包まれていた。
気持ちぃ…っ!
「あ、あ、あん、はぁ…っ、どうだ…ッ
?気持ちぃだ…ろ…っ?」
火賀さんは、動きを止めずに言う。
「はいっ…火賀さんのナカ、気持ちいいです…っ!……俺もっ、動いていいですか…?」
「ん、いいぞ…ッ」
火賀さんの許可を取り、俺も火賀さんを突き上げるようにして激しく動き出した。
「あ…ッ、激し…ぁあンっ、あ、ひゃぁ
、っ」
火賀さんの艶っぽい姿、声、全てに興奮して、
「もう…っ、イきそうです……ッ」
「あっ、出せ…っ、中で出していい…っ
あ、俺もぉ、出る……っ!」
転校初日、俺は童貞を捨てました。