桐皇

□hurt
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「いって!!」

リビングで書類の整理をしていると指に痛みが走った。

どうやら紙で切ってしまったらしい。

「どうしたんです佳典?」

そこへきたのは桐皇のバスケ部監督原澤だった。

「ちょっと切っちゃって」

「ちょっと傷口を見せてください」

「え?」

「だから傷口を見せてください」

「はぁ?」

諏佐は傷口を見せるとペロッと原澤は指をなめ始めた

「なにすんですか。監督!」

「克徳といってほしいといってるでしょう。応急処置です」

「やめてください。克徳さん!」

「やめません。」

原澤は念入りに指をなめてると

「・・・あぁ」

とっさのに諏佐は口をふさいだが

「感じたんですか。佳典?」

指をなめながら聞くと

「感じてません」

「かわいいですね」

「な,どこがですか!!」

諏佐は一瞬で赤くなった

原澤は指を離し唇にキスをして

「そこがかわいいんですよ。佳典」
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