桐皇
□hurt
1ページ/2ページ
「いって!!」
リビングで書類の整理をしていると指に痛みが走った。
どうやら紙で切ってしまったらしい。
「どうしたんです佳典?」
そこへきたのは桐皇のバスケ部監督原澤だった。
「ちょっと切っちゃって」
「ちょっと傷口を見せてください」
「え?」
「だから傷口を見せてください」
「はぁ?」
諏佐は傷口を見せるとペロッと原澤は指をなめ始めた
「なにすんですか。監督!」
「克徳といってほしいといってるでしょう。応急処置です」
「やめてください。克徳さん!」
「やめません。」
原澤は念入りに指をなめてると
「・・・あぁ」
とっさのに諏佐は口をふさいだが
「感じたんですか。佳典?」
指をなめながら聞くと
「感じてません」
「かわいいですね」
「な,どこがですか!!」
諏佐は一瞬で赤くなった
原澤は指を離し唇にキスをして
「そこがかわいいんですよ。佳典」