桐皇
□初詣
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「諏佐急に誘って悪かったな。」
待ち合わせの神社に行くと先に待ってた小掘に言われた
「いや俺も暇だったから全然大丈夫だ。」
1月1日、諏佐は何もすることが無くどうしようか迷ってた矢先携帯がなりメールが届いたことを知らせた
相手は小堀浩志だった
メールの内容は今から初詣に行かないかというものですることも無かった諏佐は即座にいいぜ返信した
しばらくするとまた小堀からメールが来て30分後に近くの神社で待ち合わせと書いてあった
で冒頭に至る
「諏佐いこっか?」
と小堀は手を差し出し
「・・・ああ」
諏佐は恥ずかしがりながらも手を握った
実を言うと二人はいわゆる恋人同士でまわりも公認のカップルだった
お参りをすまして小堀の家へといった
小堀の家は両親とも出張中で今家にいるのが小堀一人だったのだ
小堀の部屋でくつろいでいると
「諏佐はさ、どんなお願いしたの?」
と小堀が口を開いた
「小堀はどんなお願いしたんだ?」
質問を質問で返されて多少驚いていたが
「諏佐とずっと一緒にいられますようにかな」
というと諏佐はポッという効果音がきこえるくらい一瞬で顔が赤くなった
「・・・じだ」
「えっ?」
小堀が聞き返すと諏佐はさらに顔を赤くして
「同じだ。俺も小堀と一緒にいたいって思った。」
諏佐が言い終わると同時に小堀はそっと諏佐を抱きしめ
「ずっと一緒にいような」
と諏佐の耳元でささやいた