短編小説
□自慢の兄
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美柑視点
私には自慢の兄がいる。
兄は勉強も出来て、スポーツも得意で、何より優しいそんな兄も家ではだらしない時がある。
それは家のキッチンで夕飯の後片付けをしていたときのこと。
美柑「鏡夜ちょっと手伝って」
「えぇ〜」
美柑「はやく」
「分かりました。」
私の兄鏡夜は、基本何でも出来る。 普段は学校の先生をしている。 最近もう一人の兄のリトに聞いたのだが、鏡夜は学校ですごくモテるそうだ…
何だか腹が立つ。
理由は簡単だ… 私は鏡夜が好きなのだ…
お兄ちゃんに恋をするのは可笑しいかも知れない…
でも…「美柑、おーい美柑さん」
美柑「ふぇ//!?え//?な、何?」
「いや、何かボーとしてたからさ、大丈夫か?」
美柑「う、うん!大丈夫だよ」
「そうか」
何で、素直になれないんだろ… はぁ…