Devil May Cry
□Spider
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ある昼下がり
ダンテはいつものように事務所の椅子に座ってピザを食べていた
電話が鳴り、荒々しく机を蹴り受話器を取る
「悪いがまだ準備中だ」
「嘘をつくな」
「チッ…」
電話の主が解って、ため息を落とすダンテ
主はふと笑い、口を開く
「仕事が入った」
「本当か!?…で用件(内容)は?」
「直接場所に行った方がいいだろう場所は…」
「了解---」
ガシャンと受話器をおき、背伸びをして椅子から立ち上がる
丁度ドアが開き、先程の電話の主が入ってくる
「早かったな…バージル」
「近くで電話しただけだ」
「なら、一々電話しなくても直接言えばいいのに…」
ダンテはコートを羽織り、巨剣を背負いバージルに近づく