Devil May Cry

□ほろ酔い
1ページ/6ページ

「はぁ〜…やっと終わったな」

「息が上がってるぞ?」

「バージルこそ上がってるクセに!!!」

「お前程ではない…」

ダンテとバージルは依頼の帰り道を歩いていた
欠伸をかきながら歩くダンテ
逆にため息を落とすバージル


空は夕焼けに染まり、辺りは暗くなる時間帯

家にたどり着きドアを開け、二人はリビングに向かい椅子に腰かける

「今日はバージルが当番だぜ?」

「解っている…」

バージルはすぐ立ち上がり、コートをかけエプロンを手にキッチンに消えた


「はぁ〜…」

ダンテはため息をついて天井を見上げる

「…ってため息ついても変わりないか」

ダンテは大きく背伸びをし、コートを脱ぎ始める
バージルのコートの隣に自分の分をかけ、上半身裸のまま自室に向かう


キッチンでバージルは簡単な料理を作る

「さっさと終わらせて…続きを読まないとな」

どうやら本の読みかけの様で、仕度をテキパキ済ます

「ダンテ!出来たぞ!」

皿を片手にキッチンから顔を覗くバージル
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ