Devil May Cry
□影響
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数分後、意識を取り戻したダンテは慌て辺りを見渡し、異様な痛さの腹を擦り始める
「いって〜…全く!誰のせいだよ!」
「起きたか…クズが」
「…!!」
ご立腹なバージルは笑みを浮かべてベオウルフを擦っている
ダンテは開いた口がふさがらない
「ど…どうしたの?お兄さま」
「ほう…まだ生きてるとはな」
段々とダンテに歩み始めるダンテ
「ヒィ…」
ダンテはゴクッと息を飲み、降りかざる左足をスローで見つめる
ドゴォ!
「ぐへぇっ!」
再び腹を抱え、その場に踞るダンテ。バージルはまだ不満な顔をして、ベオウルフを抑え幻影剣をダンテに向けて一斉に無数を放った
「ぎゃあぁああ!!!死ぬ!死ぬ!」
「いっそのこと死んでしまえ…」
「ヒデェ…」
バージルは素っ気なくいい、幻影剣を凄いスピードで飛ばした
「…!」
ダンテは再び意識を手放した
しばらくして---
ようやく意識を取り戻したダンテは頭をかきながら、事務所にきた。
「…!」
そこで目を点にしたダンテ。
「ほぅ…こりずにまた来たか」
事務所の真ん中の椅子にバージルがパタンと本を閉じ、こちらを冷たい目付きで睨む
「だからー…なんでおこってんだよι」
「さぁな?」
バージルは怪しい笑みを浮かべながら、近くに置いてた閻魔刀を手に掴む
ダンテも負けじと、背中に背負っているリベリオンの柄を握りしめる
すると事務所の窓に一瞬だけヘルズが現れ、すぐに外が騒がしくなった
バージルはそれを確認すると、再びダンテをおもいっきり睨む
「わかった!わかったからその睨んだ目をやめろ」
バージルは魔力を込めていた閻魔刀の鞘を抜こうとしてたが…ダンテの言葉に躊躇いようやく、剣を収めた