Devil May Cry
□Alive！
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びく…と震え、恐る恐る近くその男を見上げた
美しい銀髪にアイスブルーの瞳、青いコートが彼によく似合う---
「大丈夫か？」
「はっ！」
私は彼に見とれていると、彼は目の前にしゃがみ私の右肩を軽く触った
「つぅ……」
「すまない…。」
私が痛がったのを彼は軽くため息をついた。
そして何をするかと思ったら、自分が首元に巻いていたスカーフを取り出し、私の右肩に巻き始めた
「…！そんな。貴方のスカーフが台無しになるじゃないですかッ！」
「……怪我人はほおって置けない」
彼は終わった…と告げると、立ち上がった
「今度はあまり無茶するな」
それだけ告げて、男は夜の闇に消えた
私は暫く彼が向かった方角を見つめていた…
「…名前聞きそびれちゃった」
きゅっと右肩に巻いてあるスカーフを軽く握り、落としたショットガンを拾い背中に背負う
「お礼も言えなかった…」
渋々とバイクに跨がり、アクセルを握る
「彼を探してみよう」
そう決め、私もこの場からバイクで走り出した