Devil May Cry
□Alive!
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3日後---
右肩の傷も癒、私は昼間のスラム街をバイクで走る
「やっぱり…此方にもヘル達が」
街に降りた悪魔は近くの建物を破壊する
私は片手にハンドガンを握り、自分に向かってきた悪魔を撃つ
とある広場に出ると、二人の男が背中を合わせ、同時に悪魔に向かって走り出す
「こんな雑魚じゃ…話にならないぜ」
赤いコートの男は巨剣を振り回し、悪魔を砂に返す
もう一人の青いコートの男---
「あの人…!」
青いコートの男は日本刀で悪魔を斬り捨てる
「ふ…容易いな」
最後の悪魔を斬った所で刀を鞘に納めた
私は青いコートの男に向かって走り出す
あの時、お礼を言えなかった…
「ん…?」
「どうした?ダンテ…」
私に気づいた赤い男は、軽くにやける
「青いコートのお兄さ〜ん!」
「ぶっ…!」
それはきっとアンタだぜ…と爆笑
腹を抱えて笑い始める
「…!あの時の女か」
私はようやく二人の元にたどり着き、青い男を見上げる
「この間は助けて頂き…ありがとうございました!」
私はペコリと頭をさげ、満面の笑みを浮かべる
「いや…大怪我じゃなくて良かったな…俺はバージルだ」
「俺はダンテ♪」
「貴様は聞いてないだろ!」
バージルはごつん!と頭を鞘で思いっきり当て、ダンテは痛みに耐えながらバージルを思いっきり睨む
「なんだよ…別にいいだろ?なぁお嬢ちゃん♪」
「私はマリアよ♪」