Devil May Cry
□Alive!
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私はにっこりと笑みを向け、バージルの隣に並ぶ
「…何の真似だ?」
「う…気に触るなら、ダンテの隣に並ぶょ…」
冷たい眼差しが怖くて、思わずダンテの隣に逃げた
するとダンテは苦笑を浮かべる
「ははっ…バージル、そんな眼でマリアを睨むなよ」
「睨んで等いない…」
「どうかな」
すると今度は二人は火花を散らす
「ちょっと…!何も喧嘩しなくても…」
私の声を聞いてない様子で、二人は剣を片手にする
私は大きくため息をついて、背中にあるショットガンを右手にし、左手にハンドガンを握り、二人の真ん中に割り込みぴったりと銃口を二人の額に当てた
「これ以上殺るってなら…容赦しないわよ?」
「…お嬢ちゃん、玩具を下げな」
「うるさい!」
私は構わずハンドガンを撃った
弾はダンテの額に当たったが、鉛は肉に深くめり込まず、額から少量の血が流れる
するとダンテはキッと私を睨む
「お嬢ちゃん…タダ者じゃないな---」
「うるさい!悪魔なんかに言われたくない!」
私もキッとダンテを睨み付ける
すると不意に右腕が重くなった