Devil May Cry
□守りたい
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私が尋ねると、ダンテはニヤリと笑い、私の顔に手を添える
「相変わらずマリアは可愛いなvV」
「---っ!!」
ダンテは私の唇にキスを落とす。
私はダンテから離れ、赤くなった頬に手を添える
「バカダンテ!!」
ダンテは笑いながら、舌を舐める。
そして、私の腰に収めている剣に目を移す。
「マリアの剣か?」
「…そうよ。悪魔の血を欲する妖刀って所」
私はため息をついて、鞘に手を当てる。
「ダンテのリベリオンは父親の形見なんでしょ?」
「あぁ…」
私はダンテが背負っているリベリオンを見つめる。
私の妖刀とは違う…巨剣---
私が剣にみとれていると、ダンテは柄に手を伸ばし突然私の後ろ向けて、剣を構え高速で進む
「ダン……」
「ギャアァアア」
私が呼ぼうとしたら、彼がふと笑い、悪魔から剣を抜く。
「気を抜くな……ほら、もういっちょ!!」
今度はダンテが高く飛び、剣を真下に振り落とす
私は呆気に取られて、彼の剣捌きを見つめていた
私の後ろから悪魔が鎌を振り落とす前に…
私は直ぐ様振り返り、剣を振るう---