Devil May Cry
□Spider
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「難しい仕事ではない」
「ならアンタ一人で充分だろ?」
「ダンテの名前を出した」
「はぁ!?勝手に出すなι」
ため息が出るダンテとふと笑みを溢すバージル
ダンテは渋々ドアを乱暴に開け、日が暮れそうな空を見上げる
「今日は悪魔が降ってきそうだ」
ダンテは歩き出し、バージルを振り返る
バージルは立ちどまってるダンテを越す
「現場は此方だ」
「あぁ…」
ダンテは黙ってバージルの後ろを歩く
バージルは変わらぬ表情で前を進む
暫く歩くと、寂れた建物があった
見上げると、それほども高くない---
「地下にあるモノを排除して欲しいとの依頼だ」
「簡単じゃねーか」
ダンテは乱暴にドアを蹴り飛ばす---
すると紅の瞳をした悪魔がダンテに襲いかかる
ダンテは素早く腰に手を伸べ銃を取り出す。そのまま銃口を悪魔に向け、引き金を引く
「本当に悪魔が降ってきたな」
ダンテはにやりと笑い、銃を指で回す
バージルは辺りを見渡す
「間違いないな…ダンテ、地下に行くぞ」