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□Do nothing
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ふと目が覚めると、妙な違和感を感じた
「ん…?」
ふさふさとする尻尾と白い猫耳---
勿論、こんなのは産まれからついていない
ダンテは腕を組んで考え始める
「あれ?俺いつからこんなのついてたか…?」
ふと隣に視線を移すと、まだ寝ているバージルの姿が
ダンテはバージルの顔を伺うと---
「!!!」
バージルにウサギ耳がついていた。しかも尻尾まで
驚いたダンテはバージルの肩を激しく揺する
「バージル!!バージル!!」
「ん…」
「起きろ!!何かおかしい!!」
何度も肩を揺すった後、バージルは漸く目を覚ます
そして、バージルはダンテを見上げる
「なんだ…朝間から」
「バージルにウサギの耳がついてるんだよ!!俺は猫耳だし!!!」
バージルはマジマジとダンテを見上げる
「最初からついてただろう」
「は…?」
ダンテは目をぱくちりさせてバージルを見つめる
バージルはため息をついて、ダンテを見上げる
「馬鹿か貴様は…」
「だってよ…俺達は半分悪魔だろ?
おかしくないか?」