ゆめをみる?

□story.1 はじまり
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『………うーん………』





なんだか、肌が刺すように痛い。




痛さで目を開けると、太陽がものすごく眩しかった。



むくりとだるい体を起こすと、そこにはだだっ広い砂漠が広がっていた。





見渡す限り砂漠で、遠くには蜃気楼もみえる。







………………………え?







何?ここどこ??




えーっと………俺は確か、友達の家でゲームしてたはずで…………。




あれ?




何かおかしい。




いや、何かどころではない気がする。



何で俺はこんな砂漠みたいなところにいるんだ?





混乱してきた。




これは夢か?夢なのか?







「…あの〜、だいじょうぶですか?」





砂の上に座り込み、呆然としていると、背後から遠慮がちに声がかけられた。




溶けそうな頭でゆっくり振り返る。





「……………………!?」





またもや思考が停止してしまった。






なぜならそこには、さっきまでやっていたゲームのキャラクターが立っていたのだから。











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