パラレル

□エピローグU 後編
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二つの技がぶつかり、天井の窓ガラスを割る。爆発のせいで砂ぼこりが舞い、前だけでも非常に見えづらい状況だ。

(ヤベェな、ヤベェよ……。)

相手は確実に、この砂ぼこりに乗じて攻めてくる。ましてや、越前は{同族喰らい}。魔力には敏感だ。死神のクォーターだとしても、桃城はやはり魔族にはかわりないのだから。




「みぃーーっけ。」
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