□※ライフみたいないじめが主
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―……ドンッ






「痛ッ…!」






背中に衝撃が走る。






「忍足ッ…ヤだッ…!」






俺は忍足を見上げる。






忍足は俺を見下ろしながらバケツの水を俺にかける。






「ゃッ…!?冷たッ…!」






俺の髪やシャツ、体から水が滴り落ちる。








俺は前まで仲良かった人にそんなコトされるなんて思ってなかった。







―なんで俺が…?








―俺…何かした……?








そんな気持ちでいっぱいだった。








忍足はモップを出して








「お前の頭、洗ったる」








ホースで水を出した。








そして俺を突き飛ばして、俺を倒してからモップを押し付けてきた。







「うぁッ…!!!ッ…ッ…!」






忍足は俺の髪をグシャグシャとモップで擦る。









「痛いッ…!ヤだッ…!やめてッ…!」








俺は必死で忍足に抵抗した。








モップを掴み、忍足から奪い取って奥に投げた。
忍足はこれに気を悪くしたのか舌打ちをして、俺の髪を掴んだ。








「痛い痛いッ!!!離してッ…!」








俺の頬を涙が伝う。








「ホンマムカつくヤツやな…!」








忍足はそのまま俺の唇を奪う。








息苦しさにまた涙が伝う。








これが毎日の放課後。








忍足にまた明日もここでやられる。








だからと言って俺は負けない。








戦う為に明日もここにくる。








忍足に負けない為に

 

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