小説部屋

□オレに出来ること
1ページ/5ページ

「どした、チョッパー?」
「ん?あぁ、サンジ。」

砂漠の夜―

ふと目を醒まし、何気無く外に出てみたサンジは、一人瓦礫に腰を掛け、夜空を見上げているチョッパーを見つけた。

「眠れねぇのか?本日のへばった大賞。」

からかい気味にサンジが問いかける。

「オレは暑いのだめなんだ!!トナカイをバカにすんナ!!!!」

当然、いつもの様にこう返って来ると思ったサンジだが、その夜のチョッパーは違った。

「オレ…のカナ?」
「あ?」
「オレに出来ることなんて…あるのカナ?」

「…何かあったのか?」




→next
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ