小説部屋
□オレに出来ること
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「どした、チョッパー?」
「ん?あぁ、サンジ。」
砂漠の夜―
ふと目を醒まし、何気無く外に出てみたサンジは、一人瓦礫に腰を掛け、夜空を見上げているチョッパーを見つけた。
「眠れねぇのか?本日のへばった大賞。」
からかい気味にサンジが問いかける。
「オレは暑いのだめなんだ!!トナカイをバカにすんナ!!!!」
当然、いつもの様にこう返って来ると思ったサンジだが、その夜のチョッパーは違った。
「オレ…のカナ?」
「あ?」
「オレに出来ることなんて…あるのカナ?」
「…何かあったのか?」
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