小説部屋
□麦わら雑記2
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今日も進むよメリー号♪
さてさて今回のお話は?
「クソ暑いな、全く…。ナミすゎん、ロビンちゅわん♪冷たい飲み物でもいかがですかぁ?」
「ありがとうサンジくん。」
「ありがとう、コックさん。それにしても、本当にこの頃暑いわね。」
「次の島の気候海域なんでしょうね。夏島確定って感じだわぁ…。」
「なのに、なんでアイツはクソ暑い部屋に籠ってるんでしょうねぇ?」
「さぁねぇ…私には理解出来ないわ。」
アイツとは、ウソップの事である。
数日前から何やらウソップ工場で作っていたのだが、本格的に暑くなってきた頃…
「いよぉ〜し!!いよいよだな。」
それだけ叫ぶと砲列甲板の錨綱格納庫に
『立ち入り禁止』
の貼り紙をして中に籠ってしまった。
以来ご飯時にしかウソップは姿を現さず、チョッパーとルフィは何度も交渉を試みたが、入室は許されないし遊んでももらえないしで、つまらなさそうに過ごしている。
「あんなとこで爆発起こされたら、罰金じゃ済まされないわよ!!」
と、ナミがスゴんでも効き目なし。
毎日何やら頑張っているらしいのだ。
「何が出来上がってくるのか楽しみね。」
「ロビン、甘いわよ。どうせたいしたものじゃないんだから。」
「ウフフ…。これまでに相当苦労しているみたいね。」
その時、甲板で雄叫びがあがった。
「し〜まが見えたぞぉ〜〜〜〜!!!!」
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