小説部屋
□FAMILY
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メリー号の片隅ウソップ工場
今日も工場長ウソップによる、新たな武器が発明されようとしている。
それをキラキラした瞳で、いつものようにチョッパーが頬杖をつきながら見つめている。
「なんだ?何が出来るんダ、ウソップ?」
「まぁ、見てろって。」
立ち並ぶ実験器具
薬が反応する匂い
―なんか…ドクターといるみたいだ。
チョッパーは懐かしい人を思い出した。
「…あ!!しまった、チョッパー離れろ!!」
「えっ!?」
ウソップがチョッパーを掴んで走ろうとしたその瞬間!!
ボンッ!!
立ち上る黒煙。
―こんなトコまで似てなくていいのに…
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