小説部屋

□受け継がれるもの
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「ンまいですねぇ〜!」
「相変わらずナミはこれだけはうまいよな。…イテッ!」
「あんたはいつも一言余計なのよっ。」

みんながガッついているのはお肉のソテー。
皿にはオレンジ色のソースがひかれている。

「!…おいしいわ。コレは…ミカンのソース?」
「さっすが!グルメなロビンちゅわんも素敵だ〜〜〜♪」
「当たり。船のミカンが収穫期だったからね。この時だけはサンジ君にキッチン借りるの。」
「この味はナミさんにしか出せませんからね。」

「私は初めて食べたわ。…料理上手だったのね、航海士さん。」
「ううん、これだけしか出来ないの。」

照れたようにナミが微笑む。

「後は有料でないと作らないしなコイツは。」

それまで黙々と食べていた剣士が呟いた。

「ウッサイ!」

笑うみんな

いつもの夕食風景−




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