小説部屋

□月光
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―「弱いくせに…」

あァ、…全くだ。


満月はいつもオレに囁く


強くなれ

己の信じた道を貫け

いつか来るその日まで


ずっと


―「見守っているから」

わかってる。
ちゃんと見ておけよ。





そしてゾロは剣を振る


何度も…何度も…



満月だけが


それをずっと見ていた…






end
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