小説部屋
□オレに出来ること
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「今日、オレとゾロとルフィと迷子になったダロ?」
「どっかのバカが変なモン食ったせいでな。」
「あの時、ゾロと話したんだ。仲間って何なのか…ゾロは―」
それぞれが
自分の出来ることを
死ぬ気でやって
オレはやったぞ
次はテメェの番だ
出来なきゃブッ殺す
くらいの気合いがあって
初めて―
「ハッ…マリモンらしいな。」
「それで…オレ。オレは今日もへばった大賞だし…ルフィみたいに強くもないし…。」
「オレに出来ることを考えてたってわけか?」
今にも泣き出しそうな顔でうなずくチョッパー。
しばし考え込んだ後、サンジはゆっくり煙を吐き出しながら口を開いた。
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