小説部屋

□満月の夜
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「これが会っているのにわからない不思議な守り神様のお話。ちなみに、この守り神様がいる家はずっと栄えたそうよ。…いかがだったかしら?」
「最高だよ、ロビンちゃん。」
「へぇ〜。要するに不思議神様だな。」
「あんたはいっつもそれよね。ありがとう、面白かったわロビン。」
「どんな神様なのかな?」
「実はなチョッパー、俺は神様とマブダチなんだぜ。」
「え〜〜!!本当かァ〜〜〜!?」

それぞれがわいわい話している中、ふと窓を見たゾロが口を開いた。

「おい、どうやら晴れたみてぇだぞ。」
「なに?やった〜!サンジ、月見の用意♪月見の用意〜♪」
「へいへい。おいウソップ、このつまみ食い野郎を隔離してくれ。」
「はいよ。ルフィ、外で釣りでもしようぜ。」
「あ、おれも!おれも!」

にわかにキッチンは慌ただしくなり、他のメンバーは太陽が輝く甲板で思い思いの時を過ごした。





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