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ロビンはナミが選んだ服に着替えると、そっと試着室のカーテンを開けた。
「うわ〜、やっぱり似合う!!思った通り!!」
春色を身に纏い、ちょっと恥ずかしそうに微笑むロビンを、ナミは大喜びで出迎えた。
「ま〜、素敵!!モデルさんみたいよ。」
先程の女店主も驚きの声をあげる。
「それね、同じ模様でこんなのもあるのよ。こちらのお嬢さんにどうかしら?」
出して来たのは夏色のカットソー。
ロビンと模様は同じだが、こちらは半袖で襟がついていた。
「これも素敵!!じゃ、私着てみるね。」
ナミが早速その服を持って試着室に入る。
「きっと彼女にもお似合いよ。それにしてもお二人は仲が良いのね。」
そんな店主の言葉に、ロビンは笑顔で答えた。
「ええ、とっても。」
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