Gray family

□Gray family 14
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「おはよう? 透君」
「おはよ」


僕の部屋にある窓を開ければ恭飛君の部屋が丸見え

何時もこうして挨拶をしている

かなり近いから恭飛君は時々其処から僕の部屋と恭飛君の部屋を出入りしている

慣れたから別にいいけど


「今日は 学校… 行かないの?」
「うん 疲れちゃったから、今日は休む… 恭飛君は?」
「俺も(ニコ」
「やっぱり^^」


昨日夜通しだったからな

一時間寝た程度じゃ足りないよ

もう一度寝ようかな・・・


「…眠いの?」
「うん 帰ってから一時間程度しか寝てないから」

「・・・俺は寝てないよ?でも大丈夫

あ〜 …やっぱり人と狼じゃ体のつくりが違うのかな」
「クスッ 当たり前だよ  じゃあ僕もう一度寝るから」


手を振って窓に手を掛けると恭飛君が止めてしまった

よく分からないまま窓を開けた


「何?」
「その ・・・ 一緒に寝ない? 今さ 兄貴と姉さんピリピリしてて居づらいんだ」


顔を真っ赤にさせて俯いてしまった

確かにあの2人が怒ると怖いもんね


「いいよ布団用意するy「いっ 一緒がいい!」え? うっ うん」


窓を全開にすると恭飛君がゆっくりと中に入ってきた

・・・

それと同時に感じる視線



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