蒼き月の下に
□06
1ページ/7ページ
作り終わったドリンクを持って、みんなのところへ駆け寄る
配ってまわるけど、みんなやっぱり態度が全然違う
中には受け取ってもらえない人もいた
こんな暑い中、水だけで済ましたら危険なんだけど・・・
『はい、桃』
いつも通り桃にも渡す
「・・・・・」
無言で受け取る桃
だけどそのドリンクを飲もうをはしなかった
『(・・・・・はあ)』
ため息が出そうになるのを直前でこらえて、他の人に渡すために回れ右をした
バシャッ
『・・・え?』
頭に冷たい感覚
ドリンクをかけられたと認識するまでに時間はかからなかった
.