蒼き月の下に
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『っ・・だから・・私やってな・・っ!!』
「じゃあなんで葛城の体にアザがあんだよ!?」
『しらなっ・・あああっ!!!』
なんで・・・こんなことになった?
『っ・・痛・・っ・・!!』
「優衣はもっと痛いんだよ・・・
あんなことされてもまだ優衣はお前のことが好きだっつってんだぞ・・!」
『だから・・私何もやってな・・』
「しつけえ!」
『っうああっ!!!!』
目の前にいるのは、桃、海堂、荒井、池田・・他にもたくさん
ああ、一級下のトリオも奥の方で見てるな
別に理由もなく、ただなんとなく屋上にいた、ある日の昼休み
突然入ってきたのは、部活のみんな
どうしたの?なんて聞けば、とぼけんじゃねえ、って
いきなり殴る蹴るのこの状態
私が葛城さんに暴力をふるったんだとか
何もしていないって言っても聞いちゃくれない
『ぅぐっ・・げほっ・・・』
何度もお腹を蹴られ、息をすることもままならない
「おい、そろそろチャイム鳴るぜ」
「ああ、
おい、これに懲りたらもうやらねえことだな」
そう吐き捨ててみんな屋上を出て行った
遠くでチャイムの音が聞こえる
このまま行っても授業に間に合いそうにないし、このままサボることにした
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