蒼き月の下に
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[ゲームセット!ウォンバイ立海大付属!]
よし、いい感じだ
試合タイムも今大会最速、言うことは何もない
「お疲れ、いい感じだったぜ」
「さんきゅ、タイムどうだ?」
「今大会最速、申し分なしだ」
「まじ?っしゃあ」
まあ、まだ2回戦だし、あたりまえといえばあたりまえだが
「んじゃ、悪ぃけど俺先に失礼するわ」
紗弥はまだ目を覚まさない
いつ覚ますのかもわからない
だから俺がついててやらなきゃ
「赤也先輩!」
「おう?どうした?」
向こうから走ってきたのは、2年生の部員
レギュラーじゃねえけど観察眼にすぐれているから、よく他校の試合の偵察に行かせたりしている
「大変です!!」
「何があったんだ?そんな息切らして・・」
そっから俺が聞いたのは、衝撃的な言葉だった
「青学が・・・不動峰に負けた・・・・ッス」
「なっ・・・・・!」
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