Dream

□*
2ページ/2ページ



「よっ」

『なんでここにいんの・・・わぷっ』



一護は、駆け寄った私を問答無用で抱き寄せた




「あー・・あったけー・・」

『い、一護、体冷え切ってるじゃん・・・いったいいつからいたの・・?』

「あ?ついさっきだぜ」

『・・・(嘘つけ)』



一護の体は完全に冷え切ってた

多分私に電話をかけるずいぶん前からここにいたんだろう




『バカじゃないの?』

「なんだと?」

『こんな体冷え切るまで突っ立ってるなんて』

「な・・おまえなー・・」

『風邪ひいちゃうじゃん、ばか』



風邪ひいちゃったら一護に会えないじゃん、って思ったのは口に出さないでおこう



「おまえもしかして・・心配してくれてたのか?」

『・・・・・悪い?』



うあ、やば、今顔真っ赤だ、絶対



「・・・・・・・」



一護は無言で私の顔を無理やり上げてみようとする


『ちょっ・・今見ないでっ・・』

「なんだよ、顔真っ赤だぜ、さみーのか?」



にやにやしながら言う一護

絶対確信犯だ




「素直じゃねーな」

『どっちが・・んっ・・?』



一護は反論しようとした私にキス

唇に冷たい感覚

ちゅっ、とリップ音を残して唇が離れる



「ぷっ、さらに赤くなったぜ」

『う・・るさいな・・!』

「しっかしさみーな」



うー、と大げさに寒そうなそぶりを見せる一護

誰のせいだよ、と言いたくなる

でも一護は帰ろうとしない



『・・・うち、はいる?』



その言葉と同時ににやりとする一護



最初からこれが目的か・・・・!





私の考えてることが見て取れたのか、一護は再びにやりとして私の耳元で囁く



「起きて雪景色見たら、なんか紗弥に会いたくなったんだよ」

『っ・・・・・』




さーて、うちいくか

って歩き出す一護を追いかける



やっぱり彼はイジワルだ

私が言われて嬉しいこととか、焦らしながら平気で言うんだから


でも嬉しいなんて

絶対言ってやんない




うちに入って私の部屋に向かう一護を追いかけながら、心の中でそうつぶやいた



(あれ、おばさんは?)
(まだ起きてないに決まってんじゃん、今日日曜日だよ?)
(そーか)
(ってちょっと何して・・・!・・っ!)
(お楽しみはこっからだぜ)
(ちょっ・・、やめっ・・!)




end...


若干のツンデレヒロインちゃんが書きたくなって突発的に書いたシロモノです
なんか結末が大体一緒になってしまうのは気のせいでしょうか?←
どうしてもしたくなっちゃうんです
でもこの先は書けないので(年齢的にも技術的にも)書きませぬ
一護くん大胆っすな
こんな風にされてみたい(殴)げふん

なんか終わら方がいまいちわかんなくて長々と引きずっちゃうんです
こう、パッと終わらせたいですね

ここまで読んでくださってありがとうございました!


10/31
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ