蒼き月の下に
□05
2ページ/7ページ
「・・・君がそんなことをするような子だとは思わなかったよ・・・」
「そうだよー、紗弥ちゃんってもっといい子だとおもってた!
嘘ついてたって言うのかよー!」
大石先輩にえーじ先輩・・・・
「まさか俺のデータが間違っていたとはな」
「なんでなんだよ・・紗弥ちゃん・・・」
乾先輩、タカ先輩・・・・
「ちょっと待ってください!先輩たちはほんとに紗弥先輩がしたと思ってるんスか!?」
「越前・・!?」
リョーマくんがとっさにかばってくれた
だけど
『リョーマくん』
「・・・・!?」
『いいよ、ありがとう
多分もう、無駄、だから』
「えっ・・・・・」
一度植えつけられた疑惑の、そう簡単にははれない
「・・・認めるの?」
『不二先輩・・・
認める気はありません、私はやっていませんから』
不二先輩は否定も肯定もせず、その言葉を聞いていた
.