蒼き月の下に
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「あ・・・不二先輩、部長」
「クスッ、もう手塚は部長じゃないよ、越前」
入ってきたのは、リョーマくんだった
「越前、お前、練習はどうした」
「・・・・・・・・・」
「まあまあ手塚
紗弥が心配で来たんだよね、越前」
「・・・・・・ッス」
帽子を下げて答えるリョーマくん
私を心配って・・・
『リョーマくん、大丈夫、だから』
「先輩、目が赤いッス」
『!』
「・・・・・」
指摘され、私はリョーマくんから目をそらしてしまった
沈黙が続く
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