蒼き月の下に
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『私が好きだとか・・なにふざけたこと言ってんだか』
殴られた痛みで起き上がることができないから、そのままごろんと上を向いた
『すべては私を貶めるための罠・・・ってわけか』
信じていたかった
桃、海堂・・みんなのこと
こんな簡単に暴力を奮う人だなって、思いたくなかった
けど
『・・・これが現実・・・・・』
強がって部活へ行くべきじゃないのかな・・
『信じてくれる人がいないのに、部活に行っても同じかな・・・・』
空は青い
快晴だ
だけど私の心は
『・・・曇り空・・いや、土砂降りかも』
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