蒼き月の下に

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保健室には誰もいなかった(いいのか・・・!)





『ふー・・・』






とりあえず応急処置・・体にある傷も処置を終わらせて、今は二人で保健室にある長椅子に座っていた




「今日は部活休みな
 んでもって病院に行くこと!」

『・・・・・・・・・』

「返事は?」

『でも私行かないとドリンクとか・・』

「ほっときゃいいのよ」

『・・・・・・・;』




一瞬陽菜が黒く見えたけど、気のせいということにしておこう






「あ、チャイム鳴った」

『うそ・・あ、ほんとだ聞こえる』





誰もいないからスピーカーがオフになっていたのか、保健室の遠くからチャイムの鳴る音が聞こえた






「戻るか、教室」

『うん』






なんか、陽菜がいてくれたら心強い




さっきの傷はまだ痛いけど

私はまだまだ頑張れる気がした





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