蒼き月の下に
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「・・・悪いな、日吉」
「下剋上・・ならず・・か、
全国大会では必ず、下剋上してやる」
「・・・・っへへ、やってみろよ」
握手を交わし、ベンチに戻る
「やったな赤也!」
「すごいっす赤也先輩!」
「優勝だああああっ!!!!」
みんな盛り上がっている
もちろん俺も例外ではない
「赤也」
「あ、幸村先輩!・・と皆さん!」
ベンチのすぐ上の観客席には、先輩方がみんな来てくれていた
「おめでとう、赤也、」
「うむ、よくやったな!」
「去年の雪辱、晴らしてくれたな」
「やったのぅ、赤也」
「ええ、本当ですね」
「あっかやー!いい試合だったぜぃ!」
「よくやったな赤也!!!」
みんな口々に祝ってくれている
俺自身も嬉しくて仕方がなかった
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