蒼き月の下に
□11
1ページ/6ページ
あれから私は、なるべくみんなに会わないように部活に来ていた
さぼってる、なんて思われてもしょうがないんだけど
何より今は彼らに会うことが怖かった
信頼しあってたチームメイトをこんな風に思うようになってしまったことが情けなくて仕方がない
『・・・・お、』
皆が練習してる間、私は部室の裏でドリンク作り
今日は何があったのかいつもより準備が早く終わった
『・・・久しぶりに・・打とうかな』
マネージャーっていってもやっぱりどうしても何もすることがない時間も出てくるわけで
今まではそんな時間にいつも壁打ちをしていた
最近はしてなかったけど
ドリンクを部室において、ラケットを持っていつも壁打ちをしてる場所へ行く
そして、、打ち始めた
.