過去小説置き場

□人形
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「ッ……う、ぁあ…」


この男に監禁されてからどの位の時間が経ったのだろうか。

この痛みと快楽に喘ぐだけの底のない海へ堕ちてから、



いったいどれだけの時が経った?









「……旦那ぁ、痛いですかい?
それとも、気持ちいいですか?」


この悪魔のような男に弄ばれてから、時間が経つ感覚が分からなくなってきている。

それほどこの男は俺を攻め立てる。



「やっ、……沖…田くん……も、やめ………ッ!」



――バシッ


言葉と同時に痛む頬。


「勝手に喋らねぇでくだせぃと言いましたよね?旦那。
じゃないとアンタのこともっと酷くしちまいますぜぃ……」



――グリッ


「ひっ!……ぅぐっ…」


己の内壁に指を入れられた状態で、抉るように爪を立てられ銀時はその痛みに悲鳴を上げる。

自然と溢れ出る涙で濡れた瞳に映る沖田の姿は、酷く楽しそうな愉悦を含んだ笑みを浮かべていた。
そんな狂気的な姿に銀時は思わず息を飲む。



「ほら、旦那が汚したんですぜぃ?こんなに真っ赤にして……」


そう言い、銀時の秘部から引き抜かれた血で真っ赤に染まる指を銀時に見せ付ける。
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