3年S組!沖田先生!
□3年S組!沖田先生!
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数学
私の一番嫌いな教科
まったくわかんないし
必要じゃないし
なにより....
ジリリリリッ・・・
授業終了の鐘がなる
「はーい。んじゃ今日は終わりでさァ」
「しゃっ!パン買いに行こーっ♪」
グイッ・・・
「ちょっと待ちなせィ」
「な、何ですか沖田先生。今日は寝てないですよーだ!」
「さっきの握り拳でしゃっ!ってのがムカつきやした。って事で放課後数学室に来なせぇ。」
「理不尽!」
「ムカついたんだから仕方ねぇでさァ」
また今日もか
私の数学が嫌な最大の理由
それはこのドS教師のせい
「じゃ放課後また会いやしょう」
いい笑顔で先生が去って行く...
「うわー。また今日も呼び出しですか」
「え?あぁうん。逃げ出したい気持ちが溢れてるよ」
「何贅沢言ってんの!?あんた、あの沖田先生よ!?超かっこいいし頭いいし素敵じゃない!性格もいいし!本当羨ましいわ」
そう・・・
なぜかあの先生は人気なのだ
まぁ多分私意外の人にあのドSを見せてないせいだろうけど
私だけに本性見せてる理由もわかんないけどね
「ま、アンタはお気に入りだから仕方ないっか。じゃ、放課後頑張んなよー」
「頑張ってって;」
「あ、それと」
口元緩んでるよ?
(口ではこう言ってるけど)(本当は呼び出しが毎日楽しみになってる私がいる)
本当は数学がちょっと好きになった理由
*