3年S組!沖田先生!

□3年S組!沖田先生!
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やっぱりダメだよね

こんな恋....




数学が終わる時間


いつもなら呼び出しが少し楽しみで、

いつ先生がこっちに来るか気にしてる


先生の方を見ると






先生が私の方を見ていた


最近私は先生を極力避けている


これ以上好きになれないし

無理だから



「・・・お、」

「先生ーっ!」

「・・・なんでさァ」


先生がこっちに来ると同時に女の子が先生に声をかける

確か先生の事好きな子だったよね


「先生ってー、彼女とかいますぅ?」

「・・・関係ねーだろ」

「・・・え、」

「他にねぇんなら手、離して下せェ」

「ちょ、先生!?」


先生は私に向かって歩いてくる・・・


・・・逃げた方がよくない?



そう思った瞬間―…


グイッ...


「アンタ・・・」


先生が私の手を掴んで顔を覗き込む・・・


「最近俺のこと避けてやせんか?」

「そ、そんなことないですよ?」


そんなことない...

あっちゃいけないんだ


だって、先生だもん


「先生こそ最近機嫌悪いみたいじゃないですか?私以外にドSなんて初めて見ましたよ?」

「・・・最近好きな子が俺の事避けててねェ。困ってんでさァ。」

「・・・へぇ。」


好きな子いたんだ...

そりゃ先生かっこいいし、当たり前か


「・・・アンタがどう思ってるかは知りやせんが、俺はアンタに言ってるんです
ぜ?」

「え?」

「アンタに告白してるんですがねェ...」

「何、言ってるんですか?からかわないで下さいよ・・・」

「本気ですぜ?俺はいつだって...」







(こんだけアンタに惚れてるのに)(そろそろ気付いてくれやせんか?)



教師と生徒?
そんなもん関係ねぇでさァ



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