3年S組!沖田先生!

□3年S組!沖田先生!
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そのまま私はその場から走り出した・・・

きっと怖くて、逃げ出したんだ



それから何もなく、私達は擦れ違って


私は卒業式を迎えた・・・




「・・・結局沖田先生、あんたのトコ来なかったね・・・」

「・・・それは当たり前だよ。だって先生だよ?」


そう、先生だもん


だから、あっちゃならないの



先生と生徒が、恋をするなんて



ザッ・・・



「あ、沖田先生」

「!・・・私あっち行ってるね?」


私はまた、逃げるんだ


グイッ・・・!!


「悪い、2人だけにしてくんないですかィ?」

「あ、はい」













「・・・おィ」

「・・・なんですか」


よりにもよって卒業式なのに、ついてないな


「「先生」が駄目なんですかィ?」

「え」

「この「先生」が邪魔してるんですかねぇ」

「・・・なにがですか?」


「俺はアンタが好きだ」


「っ!」

「この気持ちは変わらない、先生だろーがなんだろーが」



「アンタを一番に愛してる事は変わんないんでさァ」



「・・・いいんですかっ、私、すっごい先生の事好きですよ//」

「いい限りじゃねーですかィ。俺はもっとアンタの事愛してんだ」

「でも!先生なのに・・・」

「はぁ・・・馬鹿だねィ」

「なっ!馬鹿って!!」


「何のため卒業式まで待ったと思ってんでェ//」


「!先生、じゃないの?もう」


「あったり前だろィ!どんだけアンタに触りたいのを我慢してきた事か!」


「さ、触るって!///」




「これからはもう、放しませんからねィ」


スッ―・・・



ボソッ――・・・



答えなんてわかりきってることなのに

その質問には最高の笑顔を浮かべて



「!!///はい!!///」






(輝く笑顔)(その薬指には、愛の証)


桜と共に、私達は最高の恋をした

*

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