その弐
□【強がりと道化師】(15P〜)
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普段押さえている殺気を放ってカルマを威嚇し、威圧する
そして命令する
「さっさとその汚い手どかして、イルから離れろ」
不本意そうに
カルマはイルの上から体を起こして立ち上がり
鮮血が紅く宙を舞った
「ぐっ‥‥‥」
ボトボト、と
液体にあるまじき音を立てて血液が地面に流れ落ちる音
カルマ:「‥あ」
イル:「‥‥は!?」
カラン、と小さな音を立てて持っていた刀が滑り落ちる
キズナの手から
キズナ:「痛ってぇーーーー!!」
本気で痛がり、悶えるキズナ
十叶:「あー、キズナに当たっちゃったね。
狙撃班。もうちょっときちんと狙ってね」
キズナ:「待て待て待て!軽くスルーして終わりかよっ」
カルマ:「ちょっと待て!その前に実銃使ってるのかよ!」
十叶:「自分は何事もこだわるんだよ+」
キズナ+カルマ:「こだわるんじゃねーーー!!」
キズナとカルマという珍しいコンビがキレて暫く収録は中断されました