MAIN NOVEL

□日本隠昔話
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こうして一人、鬼退治に向かう秘術太郎。

景気付けに、おばあさんからもらった吉備団子を一つパクりと食べ『おぇっ』



‥パクりと食『何コレ、便所コオロギの味がする』




‥‥‥秘術太郎は吉備団子を道端へ吐き捨てると、どんどん歩いていきました。






道を歩いていくと途中で犬と遭遇しました。



「わん!!」


【犬の威嚇攻撃!秘術太郎はひらりと身をかわした!】


『っ、怖いよ‥‥っ』


【秘術太郎の攻撃!秘術太郎はマヌーサを唱えた!犬は幻に包まれた!】


「きゃいん!」


【犬は混乱し、自分の鳩尾を殴り付けた!犬に500のダメージ!】



【犬を退治し「待て待て待て待てっ!倒したらアカンがな!!」


『なんで?』


「なんでって‥‥話の内容的にこれから味方になってくれる存在なんだし‥‥」

『ふーん。てゆーか、なんでおじいさんがここにいるの?』


「えっ、いや」、それは『さっさと芝刈りに行けや。ただでさえ家計が厳しいのに仕事サボってんじゃねーよクソが』


「ひっ、秘術太郎っ!お前一体いつそんな辛辣な言葉を憶えて‥‥‥‥ん?」
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