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□ハジマリと変革
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「君の回りって必ず誰かいるよね。今日は誰もいないんだ?」



昼休み一人でいる時に廊下でヒバリさんに会ってしまった。俺は少しおっかなびっくり、ヒバリさんを見るが、質問されて俯いてしまった。

「二人には先に屋上にいって貰ったんです。俺先生に呼ばれて着替えるの遅くなっちゃって……あと、購買にも寄ってたから」


少し居心地悪そうに正直に言うと、ふーんっとヒバリさんの声が聞こえる。


「じゃあ君、昼飯まだなんだ?」

「は?…え…えっと、まだですけど」


機嫌は悪くないのか、声はまだトゲトゲしくはない。ほっと胸を撫で下ろし不思議そうにヒバリさんを見ていると手首を掴まれて気がついた時には歩き出していた。


「えっ?ちょっ?!ひ、ヒバリさんどこ行くんですか?俺屋上に獄寺君たち待たせてるんですけど!」


「僕と応接室で昼飯を食べるんだよ、綱吉は」

ヒバリさんが腕を掴んだまま歩き続けてしれっと問題発言を零す。


「そ、そんなの困りますよ!」

応接室前で無駄な抵抗と知りつつも踏ん張ってみたりしたが無駄な抵抗だったようだ。ヒバリさんは急に不機嫌になり、俺の両手首を掴んで

「綱吉はいや?」


………そう聞いてきた
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