TREASURE

□No control
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キラは目を開け、ラクスの腕を引張り自分の膝の上にラクスを座らせる。

「っキラ…!!!起きてたのですか?」
「………?目を閉じてただけだよ?」
「………そう、ですか///」

自分の早とちりに恥ずかしくなったラクスは俯き、顔を赤くする。



「珍しいね、ラクスがこんな所まで来るなんて…何かあったの?」
「いえ、キラに会いたかっただけですわ…」

その一言は、ラクスにとっては恥ずかしさを隠す為に言っただけだったが、

「…嬉しいな…」

キラにとっては極上の言葉で。




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