forestpage

】さんのロビー
ロビーに戻る 新しいHPを作成 フォレストID設定変更 フォレストサービスを利用する ログアウト

森のフォーラム

フォーラム違反連絡

以下の質問内容について「ルール」に反していると思われる部分を選んで下さい。
ご連絡いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。

Re:ちょっときいてよ 心霊体験
961
[ID:1603961]
参加させていただきまーす。

私は霊感はまっったくないんですけれど、ヘンな体験なら何度か。
あれは私が中学2年生の時のこと、です。

私はテニス部に所属していて、毎日のことながら運動部というのは帰りが遅く、10月という時期もあってか部活が終わる頃には辺りもすっかり暗くなり、その日も街灯の少ない真っ暗な道を帰っていました。
明日には自分の誕生日を控えていたので気分も高まり、なんとなく寄り道をしてみたくなって、慣れない道を一人歩いていたんです。

その途中、道路を挟んだ向こう側に切れかかって弱々しく光る街灯を見つけて、今切れちゃったらなんか怖いなぁと足早に通り過ぎようとしたのですが、その街灯の足元に何かがいることに気がついたんです。


あまりの辺りの暗さと、着いたり消えたりする灯りのせいでハッキリとは見えないのですが、見える輪郭からそれは1匹の猫だとわかりました。
その猫は私を見ているようでした。

私もしばらく立ち止まり、相手を見つめ返していたのですが、その猫はまだじっと私を見つめていました。
その間を車が何度か勢い良く行き交い、そのたび、車に怯えもしないでそんなに私に興味があるの?と不思議に思って、
近付こうとしたところでまた車が道を眩しく照らして通り過ぎたのです。

一瞬何かの見間違いかと思ったのですが、どんなに車がライトを眩しく照らしても、その猫の表情や顔までは照らしてくれないのです。何度照らしても見えるのは真っ黒な猫の輪郭だけ。
そして輪郭はちっとも動かず、わかるのは私のほうへ顔を向けているということだけで。

その時になって
黒い猫を見ると不幸な目に遭う、
という昔馴染みの定説を思い出し、急にその猫を少し怖く感じて逃げるように自宅へ帰ったんです。

結局その日は何事もなく、やっぱり不吉な目なんて迷信かと、誰にもあの猫のことは言いませんでした。

翌日の部活帰り、再びあの切れかかった街灯の前を通ってみたのですが、猫の姿はどこにも見えず、本当にあれは一体何だったんだろうと思い返しながらその日はそのまま家に帰りました。








弟がその日の昼間に骨折をしたのですけれど
ね。






今でもあの猫のことを言っていれば、弟はあんな怪我をしなかったんじゃないかって、後悔しています。

でもま、私にとっての一番の不幸は、
骨折騒ぎで自分の誕生日が潰れたってことなんだけどさ!!

長文失礼いたしましたッ

もっとも当てはまる一つを選択して下さい。


フォレストID ※必須




戻る